朋和産業の品質管理課は、検査グループと管理グループの２つに分かれています。私が所属する管理グループは、主に製品に不具合が発生した際の対応や、安定した品質を確保するための仕組みづくりを行っています。
例えば、製品に不具合が発生した一報が入ると、製造部門と連携して不具合の発生原因や波及範囲を特定するための調査をします。製造部門の方々の知見を参考に話し合い、不具合発生要因の解決に繋がる糸口を探ります。問題解決の多くは時間を要しますが、解決できたとき、協力いただいた方々と喜びを共有できるのは嬉しいです。
一方で、不具合の発生を未然に防ぎ安定した品質を確保するため、製品の仕上がりデータを分析して検証を行います。製品について、数値化できる項目からデータ収集し分析することは、品質管理課だからこそできることであり、不具合発生要因の解決にも大いに役立っています。

連携が強く助け合えるチームだと思います。管理グループは、それぞれの工程別で担当が分かれており、メンバー一人ひとりに担当する部門が割り当てられています。ですが、負荷が集中した際は、担当工程の垣根を越えて、周りが自然と手を差し伸べる雰囲気があります。
また、日々の業務の中で気づいた点があれば、年齢・性別・役職を問わず、職場を改善するための意見を出し合う組織風土があります。加えて、営業部門や製造部門の方々と、製品に関して打ち合わせる機会がたくさんあるので、話すことに長けている人が多い印象です。入社当初に希望していた配属先とは異なる部署でしたが、人と話すことが好きな私にとって、品質管理課は自分に合った部署だと感じています。