Macを用いたパッケージのデザイン制作が主な仕事です。そのために、営業に同行してお客様に直接商品について伺ったり、パッケージに載せる写真の撮影や加工を行ったり、イメージにあわせてイラストを書き起こしたりしています。
これまで、デザイナー業務は個人で黙々と作業すると思っていました。ところが、実際はコミュニケーション力が非常に求められる職種であるということに気づかされました。物事の受け取り方や考え方は人それぞれ異なります。誤った解釈をすると、依頼とは異なるデザインが出来上がってしまいます。そのため、打ち合わせの時にしっかり相手の発言の意図を汲み取り、お互いのイメージを擦りあわせることで、要望にあったデザインを提案していくことが大切だと感じました。

お客様に自分が制作したデザインを気に入っていただけたときにやりがいを感じます。
パッケージは中に入る商品の顔であると言えます。そのため、商品の特徴を伝えるだけでなく、思わず商品を手に取ってしまいたくなるような魅力的なパッケージでないといけません。ターゲットの年齢層や店頭に置かれる状況など、様々な視点から物事を考え、商品の雰囲気が伝わる表現を日々模索しています。ときには、先輩社員とデザインに関する相談のほか、売り場で見かけたおもしろいパッケージについて情報交換をしています。そうして悩みながら作り上げたデザインに対して、お客様から「気に入った」「任せてよかった」などの感想をいただいたときに、大きな達成感を感じています。